スマートフォンアプリでトレントを使った場合も開示請求は届くのか|BitTorrent対応を弁護士が解説
スマートフォンアプリでトレントを使った場合も開示請求は届くのか|BitTorrent対応を弁護士が解説
BitTorrent(トレント)というと、パソコンで専用ソフトを使って利用するイメージを持つ方が多いかもしれませんが、近年はスマートフォン向けのアプリを通じて利用するケースも見られます。「スマホで利用しただけなら見つからないのではないか」と考える方もいますが、実際はどうなのでしょうか。この記事では、スマートフォンアプリでトレントを利用した場合の開示請求リスクについて解説します。
BitTorrentはPCに限らずスマホアプリでも利用可能
BitTorrentは特定の機種やOSに限定された技術ではなく、スマートフォン向けの専用アプリを通じても同様に利用することができます。パソコンでの利用と同様、ファイルのダウンロードとアップロードを同時に行う仕組みは変わりません。
スマホアプリ利用でも同じ仕組みでIPアドレスが特定される
利用する端末がパソコンであってもスマートフォンであっても、通信に使われるIPアドレスは同様に記録され、著作権者側の監視システムによって検知される可能性があります。端末の種類によって、発信者情報開示請求の仕組みそのものが変わるわけではありません。
PC利用とスマホアプリ利用の共通点・相違点
| 観点 | PC利用 | スマホアプリ利用 |
|---|---|---|
| IPアドレスの記録 | される | 同様にされる |
| 意見照会書が届く可能性 | あり | 同様にあり |
| 回線の種類 | 主に固定回線 | モバイル回線・Wi-Fiいずれもあり得る |
モバイル回線・Wi-Fi利用時の違い
スマートフォンでトレントを利用する場合、モバイル回線(携帯電話会社の回線)を使う場合と、自宅や外出先のWi-Fiを使う場合とが考えられます。モバイル回線を利用していた場合は携帯電話会社が、Wi-Fiを利用していた場合はその回線の契約者が、それぞれ意見照会書の宛先になり得ます。利用していた回線の種類によって、意見照会書が誰宛てに届くかが変わる点には注意が必要です。
「スマホだから大丈夫」という誤解
スマートフォンでの利用は、パソコンに比べて「個人的なものだから見つかりにくいのではないか」という印象を持たれがちですが、通信の仕組みそのものは同じであるため、この認識は正確ではありません。端末の種類にかかわらず、著作権侵害に当たる行為をしていれば、意見照会書が届く可能性がある点を理解しておく必要があります。
早期対応の重要性
利用していた端末やアプリの種類にかかわらず、意見照会書が届いた場合には、回答期限が限られていることを踏まえ、できるだけ早く弁護士に相談することが望ましいといえます。端末の違いによって対応方針が大きく変わるわけではありませんが、利用状況を正確に整理して伝えることが、その後の対応をスムーズに進めるうえで重要です。
まとめ|端末を問わず同様のリスクがある
BitTorrentはパソコンに限らず、スマートフォンアプリを通じても利用可能であり、利用する端末の種類にかかわらず、発信者情報開示請求のリスクは同様に存在します。「スマホだから大丈夫」と考えず、意見照会書が届いた場合には早めに弁護士に相談することをお勧めします。
スマホでのトレント利用でお悩みの方へ
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無料法律相談の予約はこちらより詳しい対応の流れについては、こちらのページもご参照ください。BitTorrent意見照会書対応について詳しくはこちら
※本記事は一般的な情報提供を目的としたものであり、個別の法的助言ではありません。
※BitTorrent利用による著作権侵害事案に関してアクセスプロバイダから意見照会書が届いた方、発信者情報が開示され、著作権者から損害賠償請求の通知が届いた方を対象に、ビデオ会議アプリ「Google Meet」を用いたオンライン相談限定で20分間の無料法律相談を実施しています。なお、当事務所では、そのたの事案に関する無料法律相談は行っておりません。
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