弁護士に依頼した場合の交渉・解決までの標準的な流れとスケジュール|BitTorrent対応を弁護士が解説
弁護士に依頼した場合の交渉・解決までの標準的な流れとスケジュール|BitTorrent対応を弁護士が解説
BitTorrent(トレント)に関する意見照会書や損害賠償請求の通知を受け取り、弁護士への依頼を検討する際、「依頼したらどのような流れで進んでいくのか」をあらかじめ把握しておきたいという方は多くいらっしゃいます。この記事では、弁護士に依頼した場合の交渉・解決までの標準的な流れとスケジュールについて解説します。
弁護士依頼後の対応の全体像
弁護士に依頼した後は、まず現在の状況(意見照会書の段階か、開示後の損害賠償請求の段階か)を整理したうえで、回答内容の検討や、著作権者側との交渉の窓口を弁護士が担うことになります。事案の進行段階によって、最初に着手する内容は異なります。
標準的な流れ
| 段階 | 内容 |
|---|---|
| 1. 法律相談・受任 | 状況の整理、対応方針の検討、正式な依頼 |
| 2. 意見照会書への回答 | 「同意」「不同意」の判断、回答書の作成 |
| 3. 発信者情報の開示 | プロバイダから著作権者側へ情報が開示される |
| 4. 示談交渉 | 著作権者側(代理人)との金額・条件の交渉 |
| 5. 示談成立・解決 | 合意書の取り交わし、支払いの実行 |
早期示談と示談を保留する選択肢
示談交渉のタイミングについては、早期に示談を進める方針と、しばらく状況を見ながら対応する方針のいずれもあり得ます。どちらが望ましいかは、請求者側の対応方針や事案の内容によって異なるため、一律に「早く示談すべき」「保留すべき」と決めつけることはできません。弁護士と相談しながら、自身の事案に合った方針を検討することが大切です。
開示後の示談交渉の進み方
発信者情報が開示されると、著作権者側(またはその代理人弁護士)から損害賠償請求の通知が届き、そこから具体的な示談交渉が始まります。交渉では、請求金額の根拠を確認したり、こちら側の事情を伝えたりしながら、双方が合意できる条件をすり合わせていくことになります。
事案によってスケジュールが変わる要因
解決までの期間は、対象となる作品数、請求者側の対応方針、こちらの回答内容などによって変動します。意見照会書が届いてから最終的な解決までは、一般的に数ヶ月程度を要することが多いとされていますが、事案によってはこれより長くなることもあります。
弁護士に依頼するメリット
弁護士に依頼することで、現在どの段階にあり、今後どのような流れをたどる可能性があるのかについて、具体的な見通しの説明を受けられます。また、著作権者側とのやり取りを弁護士に一任することで、心理的な負担を軽減しながら手続を進めることができます。
まとめ|見通しを持って対応を進めるために
弁護士に依頼した場合の対応の流れは、意見照会書への回答から示談交渉、解決まで、一定の標準的な段階を経て進みます。もっとも、具体的なスケジュールは事案ごとに異なるため、早めに弁護士に相談し、自身のケースにおける見通しを確認することをお勧めします。
今後の流れについて知りたい方へ
タングラム法律事務所では、BitTorrent(トレント)事案について、豊富な実績を有しております。今後の流れやスケジュールについても丁寧にご説明いたします。
無料法律相談の予約はこちらより詳しい対応の流れについては、こちらのページもご参照ください。BitTorrent意見照会書対応について詳しくはこちら
※本記事は一般的な情報提供を目的としたものであり、個別の法的助言ではありません。
※BitTorrent利用による著作権侵害事案に関してアクセスプロバイダから意見照会書が届いた方、発信者情報が開示され、著作権者から損害賠償請求の通知が届いた方を対象に、ビデオ会議アプリ「Google Meet」を用いたオンライン相談限定で20分間の無料法律相談を実施しています。なお、当事務所では、そのたの事案に関する無料法律相談は行っておりません。
タングラム法律事務所(横浜市港北区新横浜3-7-18 SD18ビル7階)