意見照会書が複数の作品・複数のメーカーから同時に届いた場合の対応|BitTorrent対応を弁護士が解説
意見照会書が複数の作品・複数のメーカーから同時に届いた場合の対応|BitTorrent対応を弁護士が解説
BitTorrent(トレント)を利用していた場合、1つの回線から複数の作品をダウンロード・共有していたことにより、複数のメーカー(著作権者)から、同時期に、あるいは時期をずらして意見照会書が届くことがあります。この記事では、複数の作品・複数のメーカーから意見照会書が届いた場合の対応について解説します。
なぜ複数のメーカーから同時に届くことがあるのか
同じ回線を使って複数の作品をやり取りしていた場合、それぞれの作品の著作権者が別々に監視を行い、それぞれ独自のタイミングでプロバイダに対する意見照会の手続を進めることがあります。そのため、同時期に複数の意見照会書が届いたり、ある著作権者への対応が一段落した後に、別の著作権者から新たな意見照会書が届いたりすることも珍しくありません。
請求のタイミングがメーカーごとに異なる理由
意見照会の手続を進めるタイミングは、著作権者ごとの監視体制や方針によって異なります。そのため、同じ時期に利用していた作品であっても、意見照会書が届く時期にはずれが生じることがあります。
単独のメーカーからの請求と複数メーカーからの請求の違い
| 観点 | 単独のメーカーからの請求 | 複数メーカーからの請求 |
|---|---|---|
| 対応の負担 | 比較的限定的 | 並行対応が必要になり負担が増しやすい |
| 回答期限の管理 | 1件のみ管理すればよい | 複数の期限を同時に管理する必要がある |
| 示談交渉 | 1社との交渉 | 複数社との交渉を並行して進める必要がある |
個別に対応すべきか、まとめて対応すべきか
複数のメーカーから意見照会書が届いた場合、それぞれの案件は別個の著作権侵害として扱われるのが基本ですが、対応の窓口を一本化し、弁護士に一括して相談することで、状況の整理や交渉方針の検討を効率的に進めやすくなる場合があります。
対応の優先順位のつけ方
複数の意見照会書が届いている場合には、それぞれの回答期限を正確に把握し、期限が近いものから優先的に対応することが重要です。期限管理を誤ると、意図せず「同意」したものとみなされてしまう可能性があるため、注意が必要です。
早期に弁護士へ相談する重要性
複数の作品・複数のメーカーが関わる事案では、管理すべき情報や期限が多くなるため、早い段階で弁護士に相談し、全体像を整理したうえで対応方針を検討することをお勧めします。
まとめ|全体を俯瞰した対応が重要
複数の作品・複数のメーカーから意見照会書が届いた場合、それぞれの案件を個別に把握しつつ、全体を俯瞰した対応方針を立てることが大切です。期限管理の負担も大きくなるため、早めに弁護士に相談することをお勧めします。
複数の意見照会書への対応でお悩みの方へ
タングラム法律事務所では、BitTorrent(トレント)事案について、豊富な実績を有しております。複数案件の並行対応についても、丁寧にご案内いたします。
無料法律相談の予約はこちらより詳しい対応の流れについては、こちらのページもご参照ください。BitTorrent意見照会書対応について詳しくはこちら
※本記事は一般的な情報提供を目的としたものであり、個別の法的助言ではありません。
※BitTorrent利用による著作権侵害事案に関してアクセスプロバイダから意見照会書が届いた方、発信者情報が開示され、著作権者から損害賠償請求の通知が届いた方を対象に、ビデオ会議アプリ「Google Meet」を用いたオンライン相談限定で20分間の無料法律相談を実施しています。なお、当事務所では、そのたの事案に関する無料法律相談は行っておりません。
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