プロバイダから意見照会書が届いた後、開示までにどれくらいの期間がかかるか|BitTorrent対応を弁護士が解説
プロバイダから意見照会書が届いた後、開示までにどれくらいの期間がかかるか|BitTorrent対応を弁護士が解説
BitTorrent(トレント)に関する意見照会書が届いた方の多くが気になるのが、「この先どれくらいの期間で結論が出るのか」という点です。先の見えない状態が続くことは大きな心理的負担になります。この記事では、意見照会書が届いてから発信者情報が開示されるまで、また、その後の示談交渉までの一般的な期間の目安について解説します。
そもそも意見照会書はいつ届くのか
意見照会書は、実際の通信(トレント利用)の時点からすぐに届くわけではありません。一般的には、通信からおおむね2〜3ヶ月程度で届くケースが多いとされていますが、プロバイダによる処理の混雑状況等によっては、半年から1年近く経ってから届くケースもあるとされています。「もう時間が経っているから大丈夫」と考えるのは早計であり、通信から相当な期間が経過していても、意見照会書が届く可能性がある点には注意が必要です。
意見照会書の回答期限について
意見照会書には回答期限が設けられており、一般的には到着から2週間程度とされることが多いようです。期限が短く感じられるかもしれませんが、この期間内に「同意」「不同意」のいずれかを検討し、回答する必要があります。回答を後回しにしてしまうと、十分な検討時間を確保できないまま提出期限が迫ってしまうため、届いた時点で早めに動き出すことが大切です。
全体的なスケジュールの目安
| 段階 | 期間の目安 |
|---|---|
| 通信〜意見照会書到着 | おおむね2〜3ヶ月程度(場合により半年〜1年) |
| 意見照会書の回答期限 | 到着からおおむね2週間程度 |
| 回答〜発信者情報開示 | 数週間〜数ヶ月程度 |
| 開示〜示談交渉の終了 | 事案により数ヶ月程度 |
「同意」回答後、開示までの期間
「同意」と回答した場合、比較的早い段階で発信者情報の開示手続が進むとされています。もっとも、具体的にどの程度の期間で開示に至るかは、プロバイダの事務処理状況等によって異なるため、一概に断定することはできません。
「不同意」回答・開示命令手続に進んだ場合の期間
「不同意」と回答した場合、著作権者側が裁判所に発信者情報開示命令の申立てを行う流れになることが多く、この場合は裁判所での審理を経ることになるため、開示に至るまでの期間がより長くなる傾向があります。事案全体で見ると、意見照会書が届いてから最終的な解決(示談成立等)までに、数ヶ月程度を要するケースが多いとされています。
期間が長引くことへの向き合い方
手続が長期化すると、「いつ結論が出るのか分からない」という状態が続き、精神的な負担も大きくなりがちです。見通しの立たない不安を少しでも軽減するためには、現在の手続がどの段階にあり、今後どのような流れをたどる可能性があるのかを、早い段階で専門家に確認しておくことが有効です。
早期に弁護士に相談する意義
意見照会書が届いた時点で弁護士に相談することで、今後の見通しについてある程度の説明を受けられるだけでなく、回答内容の検討や、その後の示談交渉への備えを早めに進めることができます。期限が限られている中での対応となるため、届いた段階でできるだけ早く相談することをお勧めします。
まとめ|見通しを持つことが不安の軽減につながる
意見照会書が届いてから最終的な解決までの期間は、事案の内容や対応方針によって幅がありますが、全体としては数ヶ月単位の時間を要することが一般的です。先の見えない不安を抱え続けるのではなく、早めに弁護士に相談し、今後の見通しを共有してもらうことをお勧めします。
今後の見通しについて知りたい方へ
タングラム法律事務所では、BitTorrent(トレント)事案について、豊富な実績を有しております。今後のスケジュールについても丁寧にご説明いたします。
無料法律相談の予約はこちらより詳しい対応の流れについては、こちらのページもご参照ください。BitTorrent意見照会書対応について詳しくはこちら
※本記事は一般的な情報提供を目的としたものであり、個別の法的助言ではありません。
※BitTorrent利用による著作権侵害事案に関してアクセスプロバイダから意見照会書が届いた方、発信者情報が開示され、著作権者から損害賠償請求の通知が届いた方を対象に、ビデオ会議アプリ「Google Meet」を用いたオンライン相談限定で20分間の無料法律相談を実施しています。なお、当事務所では、そのたの事案に関する無料法律相談は行っておりません。
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